「退職代行で辞めることはありえないのだろうか?」

「退職代行を使うと周りからどう思われるか不安に思う」

こういったお悩みを抱えてはいませんか。

近年、若い世代を中心に、退職代行を使って会社を辞めるケースが増えています。

しかしながら、退職代行についての否定的な意見も見受けられ、退職代行に対するまわりからの印象を気にしている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、退職代行を利用することはありえないことなのか?について解説します。

本記事を読むことで、退職代行に対する肯定派・否定派の意見を知るだけでなく、退職代行がありえないと思われないための解決策を知ることができますので、ぜひ参考にしてください。

退職代行で会社を辞めるのはありえない?

結論からお伝えすると、退職代行を使うこと自体はありえない行為ではありません。

退職代行を利用することで「辞めたくても辞めれない」といった状態から、スムーズな退職を目指すことができます。

以下、退職代行はありえないサービスではないといった点について解説します。

退職代行のサービス自体に違法性はない

退職代行とは、第三者である退職代行業者が間に入り、依頼者に代わって会社へ退職の意思を伝えるサービスのことです。

基本的には本人の代わりに退職の通知を行うだけですから、その行為自体に違法性はありません。

しかし「会社が退職代行の対応に応じてくれない」や「有給消化など退職に関する交渉もしたい」といった場合、法律事務を行えるのは弁護士資格を持つ者のみと定められています。

したがって、もし会社との交渉が必要である場合は、弁護士もしくは労働組合が運営する退職代行へ依頼すれば問題ありません。

自分ひとりでは解決できない問題もある

本来であれば労働者本人が退職を申し出れば、退職代行を利用せずとも会社を辞めることができます。

しかし、「退職を受け付けてくれない」「上司が怖くて申し出にくい」「強い引き留めに遭っている」といったような場合、本人の力だけでそれらの問題を解決することは困難です。

退職したくても退職できないような状況であれば、第三者である退職代行業者を間に挟むことで、スムーズな退職を実現させることができます。

退職代行に対する肯定的な意見

次に退職代行に対する肯定的な3つの意見、

  • いますぐにでもストレスから解放されるなら
  • 上司と話し合う煩わしさを回避できる
  • バックレないだけマシ

について、それぞれ解説していきます。

いますぐにでもストレスから解放されるなら

長時間労働や上司からのパワハラなど「職場環境におけるストレス」が原因で、退職代行を利用するケースが少なくありません。

劣悪な労働環境に身を置き、消耗する毎日を過ごすことは心身ともに大変なストレスとなります。

また、体調を大きく崩してからでは取り返しのつかないことにもなりかねません。

いますぐにでもストレスから解放されるなら退職代行を使うべき、といった意見が出るのも不思議ではありません。

上司と話し合う煩わしさを回避できる

日頃から高圧的な態度、コミュニケーションが十分でない上司に対して、退職の意思はとても伝えにくいものです。

また、勇気を出して退職を申し出たものの引き留めに遭ってしまった場合、「退職時期についてこれ以上話し合うのは面倒」と感じる方も少なくないでしょう。

このように、上司と話し合う煩わしさを回避できるのなら退職代行を利用する価値はある、といった肯定的な意見があります。

バックレないだけマシ

バックレて辞めるぐらいなら、退職代行を使って辞めたほうが迷惑をかけないといった意見です。

急に音信不通となり会社に来なくなると、業務に必要な引き継ぎはもちろん、勝手に私物を処理することもできないため会社に大きな迷惑がかかります。

本人から直接の申し出ではないにしろ、退職代行を使って結果的に退職の手続きをするのだから、バックレないだけマシだろうと肯定的に捉えることもできます。

退職代行に対する否定的な意見

続いて退職代行に対する3つの否定的な意見、

  • 自分の口で伝えないのは無責任
  • 引き継ぎをせずに辞めると会社に迷惑がかかる
  • 新しいサービスへの拒否感

について、それぞれ解説していきます。

自分の口で伝えないのは無責任

「自分の口から伝えないのは無責任だ」といった意見です。

前提として、退職というものは本人から上司へ直接申告をするものです。

そのため、退職の手続きを第三者に頼るなんて社会人としてのモラルに欠けている、といった否定的な意見が出るのも不思議ではありません。

引き継ぎをせずに辞めると会社に迷惑がかかる

引き継ぎをせずに辞められると会社や従業員に迷惑がかかる、といった意見です。

急に従業員が辞めた場合、通常の業務に加えて、ほかの従業員が抜けた穴をカバーすることになります。

また、会社の運営に支障がきたす可能性もあることから、引き継ぎをしてから辞めてほしいという意見は理解に難しくないでしょう。

新しいサービスへの拒否感

「新しいサービスでよく分からないからなんとなく嫌だ」といった意見です。

退職代行はここ数年で世間的に注目されるようになったため、その内容をよく理解できていない方が少なくありません。

また退職代行に限った話ではありませんが、新しい物事に対して拒否反応を示す方が世の中には一定数存在します。

特に年齢層が上がるにつれてその傾向は強く、「退職代行なんて認めない」と頑なに拒む意見も見受けられます。

退職代行がありえないと思われないための解決策

退職代行を利用するにしても、会社や従業員からの心証はできるだけ損ないたくないと考えるのは自然なことです。

そこで、前述した退職代行に対する否定派の意見を元に、退職代行がありえないと思われないための解決策を紹介します。

できる限りの引き継ぎを行う

できる限りの引き継ぎを行なってから会社を辞めましょう。

あなたが退職代行を使って辞めたからといって会社の運営が止まることはありません。

しかし、引き継ぎを行わずに辞めてしまうとその分ほかの誰かがカバーせざるを得ないことは想像に容易いはずです。

事前に引き継ぎが必要な事項をファイルにまとめてデスクに入れておく、もしくは郵送で対応するなど、できる限りの引き継ぎを行い会社側へ誠意を示しましょう。

会社からの貸出品はしっかりと返却する

会社からの貸与品・備品はすべて返却しましょう。

会社の備品をきちんと返さずに辞めてしまうと、会社や従業員から「退職代行を使って身辺整理もせず、だらしなく辞めていった」と心証が悪くなる可能性があります。

また、窃盗罪や業務上横領罪に該当する可能性もあり、のちのち会社に迷惑をかけてしまうことになります。

退職時期を見計らって事前に少しずつ返却していくのもいいですし、退職代行サービスを利用しながらまとめて郵送しても構わないでしょう。

まとめ

「退職代行を利用することはありえないことであるか」について紹介しました。

結論として、退職代行を利用すること自体はありえない行為ではありません。

退職代行サービスそのものに違法性はありませんし、あなたの代わりに代行業者が退職の手続きをスムーズに行ってくれることで、会社側にとってもバックレされないメリットがあります。

しかし、自分の口から伝えないのは無責任だ、といったような否定的な意見があることも留意しておくとよいでしょう。

退職代行を使って辞めるにしても、可能な限りの引き継ぎと身辺整理を行うことで、会社や従業員からの心証を損なわずに済むことができます。

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